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木曜日, 10月 27, 2005

「「ヒトゲノム地図」完成、オーダーメード医療実現へ道」を読む。

「「ヒトゲノム地図」完成、オーダーメード医療実現へ道」を読む。
オーダーメード医療、つまりはその人、個人向けに調整された医療を提供できる可能性ということだろうか。
単に記事を読むと、なるほどより良い医療を受けることが出きると思えるのだけれど、よくよく考えると今の医療制度と鑑みて、「患者の切り捨て」ということを考えてしまう。
がん恐怖症の私であるので、こと、がん医療について考えてみる。
抗がん剤は、その抗がん剤が効く人も効かない人もある。
肺がんの抗がん剤として賛否両論のあるゲフィチニブ(イレッサ)。劇的な効果を享受する人もあれば、副作用という間質性肺炎で亡くなる人もある。例えば、イレッサを使用する前にそれがわかれば幸いだろう。
ただ、考えなければならない一つに保険がある。現在、イレッサは肺がんに対して保険の対象となる。
もしも、今後、遺伝子でその判別がつくようになった場合、効かないとされた人達がイレッサを使用した場合、それを保険の対象としない、そんなふうになるのではないか、それを私は強く危惧する。
そして、抗がん剤は単剤で使う場合もあれば、二つ、三つと組み合わせて使う場合もある。また、人によって、その症状によって量や割合、服用時間も違う。加えて、薬というのは効く効かないの二者択一ではなく、少し効く、大いに効く、効きが悪い、あまり効かないと、複雑なものであり、医師の技術や経験などにより成果も大いに変わる。
こういった事情を省みず、一律対象としない、そんな動きが始まるのではと考える。
今後、よくよく、オーダーメード医療について注視していく必要があると考える。

火曜日, 10月 11, 2005

危険認識

京都新聞2月12日朝刊に「危険認識しうまく使えば 異変兆候早期発見を リウマチ薬で死亡報告」という記事があった。
リウマチの薬として使われる「リウマトレックス」による副作用として骨髄抑制や間質性肺炎により、多くの死亡報告があったとのこと。

そういえばと思い出す。
昨年末、知り合いが入院することになった。間質性肺炎ということだったが、彼もリウマチの気があった。もっとも、一週間ほどで退院したが。

記事の中で金沢リハビリテーション病院中嶋聡医師の言葉として、「『安全な薬だが副作用も強い』ではなく、『危険な薬だが、こうすればうまく使える』と認識すべきだ」とある(京都新聞 2月12日朝刊社会面より)。

思うのは、薬はもともと人の身体にあるものでない以上、身体にとっては異物である。大小、なんらかの影響があって不思議でない。
私たちは、薬を病気を治すものと単純に認識しているが、薬が発達し、昔なら亡くなっていたいたであろう人達も元気に過ごせるようにもなってきている今、薬を単純に病気を治すものととらえるのではなく、薬は身体に影響を与えるものと認識し直す方が良いのではないかと思う。
その影響が治癒という形で現れるか、それとも、副作用という形で現れるか、それをうまく治癒という形で現すのが、医師の技術や知識であり、患者の意識の持ち様ではないかと思う。

病院に行くのが恐いという人達が多い。健康診断や人間ドックが恐い、病気がわかったらいやだから。そう言って、行かない人達が私の回りでもかなりいる。
論理的矛盾をはらみながらも、感情的な、この考え方は、根強く深い。

患者、あるいは患者かも知れない私たちの意識をまずは変えて行かねば、医療も変わらない。

月曜日, 10月 10, 2005

手をつなごう がん患者と家族たち

NHK ETVワイド 「手をつなごう がん患者と家族たち」を観ました。
先日、大阪で開催された「がん患者大集会」のレポートです。

見 終えて思ったことは、日本のがん医療は遅れているということ、それを是正していくのは患者や家族がはっきりと良い医療を受けたいと意思表示をすること。そ してなにより、がんなんか自分には関係ない、意識にも上っていないという人達にがんの怖さ・哀しさを伝えていくこと、だと思いました。

例えば、インターネットに致しましても、がんに関連したサイトやブログがたくさんございます。でも、がんに関心のない人が、「がん」や「癌」や「医療」や・・・。こういったキーワードで検索することがありましょうか。

結局、インターネット上ではさまざまながんに関連した情報がありますが、がんに関心のない人には、なにも見えてこないのです。

去 年来、Yahoo! Japan が乳がんを対象としたピンクリボンキャンペーンをしていましたが、このように、直接、がんとは関わらないサイトやブログが参加できるような、がんについて 喚起させるテキストとリンク先を、今後、用意していく必要があるのではないかと思うのです。

土曜日, 10月 08, 2005

お金と命

金の切れ目が命の切れ目、とでもいうのか。
2月7日京都新聞朝刊「困窮がん患者 生活費に」を読む。
つまりはお金がなくて治療が続けられない。売却するものも既にない。最後に残った生命保険を売ることで、なんとか命を繋ごう、ということだ。
どうして、この日本という国でこんな状況に陥ってしまうのか、そして、今後、こういった状況が増えるであろうと予測できるのか。

いわゆる3割負担、ということで、治療費の内、7割は保険からの支出となる。
また、治療費が大きな金額になる場合、高額療養費を利用することが出来れば、かなり安くなる。
それでも生活が破綻する。統計では肝がんは男性40歳代から60代が発症しやすいという。
いわゆる、家庭の大黒柱が罹りやすいわけだ。つまり、何年もの間、収入が激減すれば、たとえ三割でも支払うのが困難になる。また、保険料が支払えなくなれば、国保の場合、一年以上の滞納で全額負担になる。踏んだり蹴ったりである。

がんに罹るまで、何十年も一所懸命働いて、税金納めて、保険料納めて・・・、でも今は、お金がないし治療を受けられなくても、仕方がないなぁ、そんな諦めがつくのか。
病気でなくなる人のおよそ三割はがんによるものである。
とうてい、人ごとではない。

たかやすクリニック サイト http://www.takayasu-rokkomichi.com/
院長コラム 「台湾で考えたこと」を読む。
台湾では初診料の数百円を払えば原則自己負担なし、とある。いったい、日本はどうしてこんな国になってしまったのか。
どうして病気にかかっても安心して暮らせる国になり得なかったのか。
私たちはこんなにも老後の不安に怯えなければならないのか。

「がん」という病気がよくわかる本

「がん」という病気がよくわかる本 平岩正樹著 海竜社
(絶対に知っておきたい「がんの常識」  相手を知らなければ有利に戦えない!)
ISBNコード 4-7593-0836-9
税込価格 1,890円

まずは「がん」という病気について知るに、とっかかりとして適切な本だと思います。

「がんは怖い」、「がんは治らない」、「がんに罹ったら死ななきゃならない」、こんなふうに思っていらっしゃる方も多いのではと思います。また、治療も大変苦しい、そんなふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。
どうしてそういうふうに思うか。これは、がん告知が長くなされなかった一つの結果です。
がんという病気は本書にもかかれていますが、二人に一人がかかる病気。罹ったら、もうしょうがないとあきらめるわけにはいかない病気です。
がんは決して恐れおののくしかない病気ではありません。

この「がんという病気がよくわかる本」はがんという病気に立ち向かう道筋を示してくれます。

アガリスク広告 初逮捕

京都新聞 2005.10.5 夕刊
アガリスク広告 初逮捕 薬事法違反容疑
アガリスクは人の体内にあるがんには効果がない、ただ、あまた、書店に並んでいるアガリスク本には「驚異の」だとか「」末期がんが消えた」など胡乱で魅力的な言葉が並ぶ。
人はそれぞれ「言論の自由」がある。迷惑この上ないが、自由は互いに尊重すべきだ。
ただし、これが、利益のために人をだまそうという行為なら、それは罪だ。
架空のがん患者の体験談。
わらをも掴むという言葉があるが、わら一本に大金を要求する、そんなわら提供者には、 あぶくの音とともに溺れている者の呪詛の声がその身に木霊してやいないか。
それとも、日本の医療の不備によるがん難民を救ってやっているのだと嘯くつもりか。